「笹野さんのブログを読んでいると共感できる記事がいくつもあります。私もそんなブログが書けるようになりたいのですが、どうしたら出来るようになりますか?」と、個別コンサルで質問されました。よくある質問なので、じっくり解説します。
そもそも「共感する」というのはどんな時でしょうか?個人的には「人がぼんやり思っていることを言語化した時」に共感が生まれると思っています。みんな言いたいけど言えない。そんな気持ちを言葉にすると、共感してくれる人が出てくる。そんな感じです。
テレビによく出ている人は、この能力に優れています。マツコ・デラックスさんは言いにくいことをバンバン言ってくれます。見ていて気持ち良いです。だからこそ共感され、好感度が上がるのです。
それともう一つ言えるのは、共感される人ほど「共感されようとは思っていない」ということです。そんなことは全く考えず、自分が思ったことを素直に口に出しています。多くの人はあれこれ考えてしまい、そんなことは出来ないので、余計に共感を生みやすくなります。
私もブログで同じことをやっています。中身の薄っぺらいインチキコンサルタントや異常に高額な起業塾っておかしいよね、ということを、誰にも気を使わず、淡々と書いているだけです。
それに関連するキーワードで検索した人がこのブログを訪れ、本文を読んでいると「そうだ、そうだ」という気持ちになり、気付いたら何十ページも読んでしまう。というのが、一連の流れです。
もちろん全て「計算」した上でやっています。現在、起業に関する世の中の動きがどうなっていて、どんなことが起こり、そこで被害を受けた人や困っている人はどんなキーワードで検索し、どんな記事を読みたいか。そこまで考えた上で、記事のタイトルを設定したり、本文を書いています。
そうすると共感してくれる人が次々に現れ、仕事の依頼につながり、起業して15年も経ったのに「月間最高売上」を更新したり出来るのです。
正直に言うと、これは誰でも出来ることではありません。が、やりようによっては、近いことなら可能です。その可能性があなたにはあるのかないのか。それを確かめるために、個別コンサルを受けに来る人も多いですよ。