怪しい起業コンサルタントや起業塾、女性起業セミナーに不信感を抱いている人へ

女性起業家を支援するコンサルタントとして15年間やってきた笹野健のブログです。起業するなら失敗したくない人、起業したけど仕事がない人、今よりもっと売れるようになりたいという人の相談に乗っています。相談したらどうなるのか?「お客様の実績」を他の方と比べてみてください。その答えが分かるはずです。

失敗したくないという心理が強い人ほど、失敗の確率が上がるのはなぜか?

以前も書きましたが、最近、失敗したくないという人が本当に増えました。

→成功したい人より失敗したくない人の方が増えてきた件

こういう人を観察していると、絶対に成功しないだろうなと思います。

 

失敗したくない人のほとんどは「無難で手堅いこと」をやろうとします。既に多くの人がやっていることだったり、二番煎じどころか、百番煎じくらいのことをやりたがります。同じように思っている人が多いので、当然、競争が激しくなります。

 

そういう分野は、マーケティングや宣伝によって、やれることがやり尽くされています。先駆者が「限られた顧客」をとっくに捕まえているので、後から始めた素人が勝てる余地は残されていません。最初から「無理ゲー」なのです。

 

失敗したくないと思い、無難な道を選び、激しい競争にさらされ、もはや売れる余地が残されていない。まとめると、そういうことです。ここでいくら頑張っても、売上には結びつきません。

 

今の時代、何が当たるか分かりません。セブンイレブンのような大企業が、莫大な予算をつぎ込んでも、当たるのは「ほんの一部」です。だからこそ、あれこれと、色んな手を打つ必要があるのです。

 

成功しやすいのは、そもそも「成功しようと思っていない人」です。当たるかどうか分からないけど、とりあえずやってみようとか、他人からどう思われるかを気にせず、自分がやりたいからやっているとか、そういうタイプです。言い換えると「手数の多い人間」です。

 

失敗したくないという心理が強い人は、手数が少ないです。一回目の挑戦で、成功に結びつけようとしています。はっきり言って、それは無理です。よほどの天才でも、よっぽど運が良い人でも、かなり難しい話です。

 

あなたは、そんな「奇跡的な確率でしか起こらないこと」を目指しています。だからいつまで経っても、うだつの上がらない人生を送っているのです。そこから抜け出したかったら「発想の転換」をするしかありません。百発百中ではなく、百発一中くらいを目指すべきです。そのくらいの「余裕」があった方が、人生うまくいきますよ。

→失敗が怖い、失敗したくないという人によく聞かせる私の失敗談