「流行やトレンドに疎いんですけど、やっぱりそういうことは抑えておいた方がいいですか?」と、同世代の方から質問されました。そんな必要はありません。私はそういうことを一切気にせず生きてきました、と回答しました。
昔からそうなのですが、世間一般で流行っているものと、自分が良いなと思うものがズレています。常に「少数派」でしたが、それをなんとも思いませんでした。むしろ、なんでみんな同じようなものを持っていたり、好きになるんだろう?と不思議でした。
- アナと雪の女王
- ハリーポッター
- ワンピース
- ポケットモンスター
- 鬼滅の刃
- NARUTO
- 呪術廻戦
これら全て、観たことがありません。かろうじて、ワンピースの「ゴムゴムの木」は知ってますが、それで何がどうなるかは分かりません。
流行っているからといってキャンプに行ったり、サウナで「整ったり」もしません。街中のテラス席すら苦手なのに、山の中や川沿いで食べるとか絶対に無理です。テントで寝るとかあり得ません。サウナも理解できません。汗をかきたいなら運動すれば良いし、同じ空間に汗をダラダラ流した人がいるのも嫌です。
思えば、小さい頃からそうでした。小学生の時にローラーブレードが流行り、冗談抜きで私以外の全員がやっていました。どれだけ誘われても断り続け、心の中で「ふん。どうせ、すぐに飽きるのに」とか思っている、憎たらしいガキでした。
みんなが同じ方向を向いている時に、一人だけ違う方向を向いていると、勝手に目立ちます。それをやり続けると「キャラが確立」していきます。ブランディングなんかしなくても、これだけで充分なのです。
こんな人間は、100人中1人かもしれませんが、1000人単位になれば10人います。規模を広げて1万人にすれば、100人も「同じような人」がいます。これはもはや「同志」です。そういう人だけを相手にしておけば、スモールビジネスは成り立ちます。
知名度のない素人が生き残ろうと思えば、この方法が最も簡単で確実です。流行やトレンドを追うと、競争が激しくなって消耗するだけですよ。