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胡散臭い自己啓発本あるある5つとおすすめ本1冊

胡散臭い自己啓発本をよく見かけますが、その特徴を5つほど紹介します。

 

・著者が満面の笑みで表紙に写っている

中身の無い本を書く人ほど、こういうことをやりがちです。内容の薄さを笑顔でごまかそうとしているのかもしれませんが、いい歳したおっさんやおばさんの満面の笑みは、単純に気持ち悪いです。

 

・プロフィールが異常に長い

カタカタや専門用語を用い長々と書いていますが、いまいち何をやっているのかよく分かりません。客観的な事実ではなく「好評を得て」とか「評判が良い」という抽象的な表現が多いのも共通しています。

 

・やたらと(笑)が多い

つまらない文章を書く人に限って、これをやたらと入れてきます。笑っているのは本人だけで、読み手は全く笑っていません。独りよがりな文章を書くと嫌われるのは、ブログでも本でも同じです。

 

・「すぐに、誰でも、簡単に」を多用する

詐欺師が頻繁に口にする言葉のトップ3がこれです。頭が悪くて人を疑わない人ほど、こう言い切られたら、相手を信用してしまいます。騙す方はそれを分かっているので、これを多用するのです。

 

・巻末に著者のメルマガ、塾、オンラインサロンの勧誘がある

結局、それが目的なんだなとここでバレます。読んでいる方としては興醒めですが、本人は至って真剣です。本を広告宣伝の一環として捉えるのは悪くありませんが、あまりにもそちらに意識が向かい過ぎると、中身がどんどん軽薄になってきます。

 

これらを基準にすると、本屋さんで選ぶ時に「ハズレ」を引く確率がぐんと減ります。良かったら参考にしてください。

 

最後に、私がどの自己啓発本を読むよりも人生において意味があるなと思った一冊を紹介しておきます。気になった方は読んでみてください。

→森博嗣「道なき未知」