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仕事ができる人は料理もできる

仕事ができる人の特徴は料理もできるということです。仕事と料理には共通点が多く、どちらもクリエイティブな作業だからです。

 

まず、何を作ろうかと考えます。これを仕事に置き換えると「目標設定」です。そこが決まったら、食材のストックや冷蔵庫の中身を確認します。これは「現状把握」です。足りないものがあれば買い物に出かけます。仕事で言えば「人材の採用」や「ツールの導入」です。

 

いよいよ作り始めます。これは「施策の実行」です。食材を組み合わせたり、調味料で味付けしたりといった作業もここに含まれます。遂に料理が完成しました。お皿に盛り付けてテーブルに出します。例えるなら「クロージング」でしょうか。

 

ここで終わりではありません。食べ終わったら後片付けがあります。仕事なら「アフターフォロー」に当たります。ここまでしてようやく終了です。

 

どうでしょうか?料理と仕事との関連性を簡単に説明してみましたが、関連性が高いということが、よく分かったと思います。

 

私がX(旧Twitter)でフォローしているのは、海外在住の敏腕経営者や投資家、ビジネス書のベストセラー作家が多いのですが、どの人にも共通しているのが「自炊派」だということです。実際に作った料理の写真もたまに見ますが、どれもこれも美味しそうで、普段から料理をすることに慣れているんだなと、ひと目で分かります。

 

料理をするには繊細な感性や想像力も必要です。そういうことに面白さを見つけ出すのも、仕事ができる人の特徴かもしれません。仕事のできない人には絶対に無い考え方です。

 

私は小さい頃から「ほぼひとり暮らし」のような生活を送っていたので、料理も片付けもせざるを得ない環境でした。母親に作り方を聞くこともありましたが、観察していたら自然とできるようになっていました。

 

外食をしても、カウンターに座り、料理人が作っている姿をじっと見ています。スマホを見るよりも、その方が何倍も楽しいからです。あまりにも見すぎて「同業者ですか?」と疑われたこともあります。

 

そこで学んだのは、老舗店や一流店の料理人ほど「作りながら片付けている」ということです。何かをやっている時に手があいたら、その瞬間にもう次のことをやっているので、無駄がありません。作るスピードが早いということは、そういうことの積み重ねなのです。

 

仕事も同じです。仕事のできる人ほど「同時進行」で複数のことをこなしています。いかに時間を有効に使うかということを普段から考えており、それを実行しています。

 

こういう視点で見てみると、料理も外食も、より楽しめます。良かったら参考にしてみてください。

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