森喜朗氏のように公の場でわざわざ言わなくても「女の話は長い」とか「回りくどい」とか「中身がない」ということはみんな知っています。なぜそんなことになっているのか。その理由について、改めて考えてみました。
① 登場人物が多すぎる
女の人と話していると、一体どこの誰についてのことなのか、分からないことがよくあります。「友達のお姉さんの彼氏の親友が」とか言いますが、話の本筋には何の関係もありません。相関図も描けないので、聞いていると混乱してしまいます。
② 結論までが長すぎる
この話、いつ終わるんだろう?と思いながら聞いていることがしょっちゅうです。先に結論を言ってくれれば、それについての話なんだなと理解できますが、それが一切ないので「終わり」が見えません。体力も集中力も保ちません。これは完全に話し手の問題です。
③ そもそも相手に分かりやすく伝えようと思っていない
究極はこれに尽きます。伝えるということよりも「外に吐き出す」ということに重きを置いているので、頭に浮かんだことをそのまま喋ります。だから色んな人が登場し、脈絡もなく、ダラダラと結論まで終わりの見えない話をし続けるのです。女同士で話している様子を観察していると、お互いの話を全く聞いていませんが、吐き出すことが目的なので、それで良いのです。
というように、3つほど挙げてみました。頭の良い女性や仕事のできる女性は、この辺が完璧にクリアされていて、言いたいことを整理し、それを編集したものを、結論から端的に述べます。個人的に、こういう人は大好きです。
ここから大事なことを言います。話がうまくなればなるほど、仕事もできるようになり、周囲からの評価も高まりますが、あまりモテなくなります。男は自分より頭の良い女が嫌いなので、それを受け入れることが出来るのは、よっぽど頭の良い男だけになってしまうからです。
もう一段階上のレベルの女性になると、相手の知能指数に合わせて、話し方を変えたりします。頭の良い人とは端的かつ論理的に話し、頭の悪い人の前では「マジで〜ヤバいね」というように使い分けが出来るのです。
最後に一つだけ。大半の男は、女の人の話は長くてつまらないなと思っています。それを「聞いてくれない」と言って怒るのはやめましょう。聞いてほしいなら、聞いてもらえるような工夫や努力をしてから言うべきです。