女性起業家向け集客とセルフブランディング戦略の成功例とやり方

集客と売上アップに悩む女性起業目家・フリーランス女性専門のビジネスコンサルタント笹野健です。見たに頼らないセルフブランディングやマーケティング戦略が得意で、16年間で3,680名以上のサポートをしてきました。アドバイスしたお客様のコンサル後の売上総額は「1億円」を軽く突破。集客やセルフブランディングの方法、売上アップの戦略・アイデア・成功例を豊富に書いています。

市場価格の10倍で売るヒントはデパ地下のスイーツコーナーで学べる

「商品の価格を上げたいんですけど、具体的にどうやれば良いのか分からなくて困っています」という相談を<ブランド構築・事業拡大プラン>を受けてくれている30代後半の方から受けました。

 

この方とは東京駅の近くで会っているので、一緒に大丸東京店に行くことにしました。デパ地下のスイーツコーナーには、高く売るヒントがゴロゴロ転がっているからです。

 

お菓子やスイーツの価格は、売っている場所によって変わります。スーパーやコンビニでは「100円〜300円」くらいが大半です。ごく稀に高い商品はありますが、全体的には安く抑えられています。

 

デパ地下になると話が変わります。箱に入ったスイーツになると「1,000円〜3,000円」はします。詰め合わせや贈答用になると、もっと高いものもあります。最低でもスーパーやコンビニの「10倍」はするということです。

 

どちらが美味しいかと言われると、大差ないかもしれません。目隠しされた状態で食べたら、どちらか当てれる人の方が少ないでしょう。一体、何が違うのかというと「デパ地下の方が高いと思い込んでいる人が多い」ということです。

 

デパ地下のスイーツコーナーに入っているということは、きっと美味しくて、高価なものに違いない。地元では有名店であり、包装紙や箱のデザインも洗練されていて、もらった人も満足度が高そう。という「思い込み」があり、それに対して、スーパーやコンビニの10倍の料金を支払っているのです。

 

逆の見方をすると、デパ地下に入っているお店というのは、ありとあらゆる試行錯誤をして、市場価格の10倍で売ることに成功しているということです。今や有名店でも、どこも最初は「個人商店」です。そう考えると、あなたにも出来ない訳がありません。

 

今回は大丸東京店でしたが、次回は日本橋の三越と高島屋を「ハシゴ」することになりました。一番テンションの上がったお店で実際に購入してもらい、その時の感情や選んだ基準、接客時の対応、デザインについて、あれやこれやと「研究」し尽くします。

 

こういうことを繰り返していると、高い値段で売るコツが分かってくるので、値上げに躊躇しなくなります。難しく考えるよりも、さっさと「現地視察」した方が、より確実な情報は得られるということです。

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