女性起業家向けビジネスコンサルタント笹野健の公式ブログ

女性の起業やスモールビジネスを成功に導くプロとして、16年間で述べ6,000人以上の相談に乗ってきました。集客が楽になり、売上がアップしてお金の悩みが解決する方法を、あなたの適性や職業に合わせてアドバイスします。

競争の激しい現代で生き残る女性起業家の条件とは?

「今の時代に生き残るには何が必要ですか?」と起業を検討中だという頭の良さそうなキャリアウーマンに質問されました。出来るだけ「マイナーなこと」を仕事にするのが良いと思います。その方が、生き残る確率は高まります。過去にも色々と書きました。

→全体の0.001%に売れたらお金持ちになれる

→起業初心者が目指すべきは東急ハンズの1コーナー

→1万円の商品を30人に売るのと、30万円の商品を1人に売るのはどちらが難しいか?

 

起業を考える時、ほとんどの人は「出来るだけ多くの人に売りたい」と考えます。この時点で、既に競争に巻き込まれている訳で、勝ち目がないのにな、と思います。

 

他の人が先にやっている商売なら、そちらの方が知名度も経験も実績もあるので、お客様はそちらを選びます。これが「先行者利益」です。わざわざ新参者を選ぶという人は稀で、保守的な思考の強い日本人には、その傾向が顕著です。

 

日本国民全体に売るのではなく、その中の「500人」とか「1,000人」くらいに売れるものはないかな?と考えてみましょう。そのくらいマニアックでニッチなものであれば、欲しい人はいくらでもお金を出します。どれだけ探しても見つからないものであればあるほど、高い金額を惜しげもなく出してくれます。

 

店舗やオフィスにお金をかけないことです。家でやりましょう。ネットを駆使して、限りなくコストを抑えるのです。そうすれば、ほんの少しのお金で、起業することは可能です。

 

ネットで調べたり、本屋さんに並んでいるような職業は、もう「飽和状態」だと思ってください。今から整理収納アドバイザーとか、パーソナルスタイリストとかやっても遅すぎます。そこまで「需要」もありません。そんなことは他の人に任せておけば良いのです。

 

あなたには、あなたにしかできない、あなたが「やるべき」ことがあります。それは何なのかを考えて考えて考え抜くことが第一段階です。思い浮かんだら、とりあえず始めてみましょう。これが第二段階です。たぶん、うまくいきません。それを踏まえて、何がダメだったのか、どうすれば良かったのかを考えて「軌道修正」するのが第三段階です。

 

最低でも、そのくらいはやらないといけないと思っておいた方が、成功する確率も、生き残る確率も高まりますよ。

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