個別コンサルでは結婚や婚活に関する悩みを相談されることも多いのですが、必ず言うようにしているのは「料理ができる男を選んだ方が良いよ」という話です。
自炊する人は、目の前の一品を作るまでに、どれだけの「労力」がかかっているかが分かります。献立を決め、買い物に行き、冷蔵庫に入れ、切り、炒め、調味料を振り、仕上げてお皿に盛り付けるまで、いかに大変かが分かっています。
だから、自分が作ってもらったら、相手に「感謝」できます。「よくこんな短時間で美味しく作れたね」とか、「こんなに色々と入ってたら、準備が大変だったでしょ」と、相手の立場になって考えたり、発言できます。
自分で料理をしない人は、これが出来ません。作ったことがないので、どれだけ大変かが分かりません。一生懸命に作った料理を目の前にして「今日はこれだけ?」と平気で言います。ここで喧嘩になるのです。
料理ができる人は、仕事のできる人です。収入も高く、安定しています。今はまだ稼げていない人でも、料理をやっていれば、この先、必ず稼げるようになります。まさに、結婚相手にはうってつけです。
一つ、注意点があります。料理ができる男は、性格的にマメなので、女性によくモテます。それが心配な人は、やめておいた方が良いかもしれません。
もう一つありました。料理ができる男は、家事もほとんど自分でやります。生活能力が高いので、奥さんがいなくても、一人で充分にやっていけます。結婚が遅くなったり、生涯独身を貫く人も多いです。
結婚が早い男の特徴は、料理はおろか、家事を何一つやらない人がほとんだということです。自力で生活できないので、世話を焼いてくれる「お母さん」を常に求めているのです。
独身時代は母親に頼り切り、結婚したら嫁に頼り切りになります。「極度のマザコン」だと言えるでしょう。早く結婚したいなら、そういう人を探すのも、ひとつの手段ではあります。
世間一般的に「需要」のある人材は、競争が激しいです。あなたがゲットできる確率は低いかもしれません。需要のない人材は、競争が緩やかです。ゲットも楽です。が、問題がある場合が多いです。
どちらが正解・不正解という話ではありませんが、自分はどちらを求めるのかという「方向性」くらいは決めておきましょう。そうしないと、いつまでも売れ残り、どうしようもないおじさんくらいしか相手がいない、という事態に陥りますよ。