フリーランス女性や女性起業家向けの集客方法と売上アップの成功事例集

女性起業家やフリーランス女性向けのビジネスコンサルタントとして16年間やってきました。アドバイスしたお客様のコンサル後の売上総額は「1億円」を軽く突破。集客の悩みを解消し、継続的に売上がアップするようにサポートします。

相手に話が伝わるには「最低でも」三つの条件が必要

「話し下手で、言いたいことがなかなか相手に伝わらないんです」という相談をよく受けます。そりゃ、そうです。自分の言いたいことなんて、滅多に相手に伝わるものではありません。そう考えると、気が楽になります。

 

発想を変えてみましょう。自分の考えや言いたいことが相手に伝わるには、どんな条件が必要でしょうか?次の三つは「最低でも」いるかなという気がします。

  1. 相手が話を理解しようとしている
  2. 相手が話を理解するのに必要な情報や知識を持っている
  3. 話し手の説明が具体的で分かりやすい

普段の会話で、ここまでの条件が揃うことはまずありません。相手はあなたの話を理解しようという気はないし、必要な情報も知識も持っていません。ここが揃っていない段階で、どれだけ上手に説明しても伝わらないでしょう。相手はそもそも「聞く気」がないのです。そんな人に懸命に伝えようとすること自体が「ナンセンス」です。

 

どうしても伝えたいなら、あなたの話を「理解しようという気がある人」にだけ話しましょう。そういう相手に、その話を理解するのに必要な情報や知識を教えてあげるのです。そうすると必然的に具体的で分かりやすい説明になるので、伝わりやすくなります。

 

私はまず、相手が理解しようという気があるかどうかを観察します。「無いな」と判断したら、そこから先は思いっきり手を抜きます。それ以上こちらが努力や工夫をしても無駄だからです。

 

理解しようという気はあるけど、必要な情報や知識が欠けているなと判断したら、それを補うための説明をします。単純な数値を出したり、例え話を用いて、どのくらいの理解力があるかを見極めます。そこまでやっても、伝わらないことも多いです。

 

コンサルタントという職業は、こういうことを日常的にやっているので、頭の回転が異常に早かったり、観察力が鋭い人が多いです。一定レベル以上の人なら、こんなことは「当たり前」なのですが、レベルの低いコンサルタントにはこういう思考がありません。だから論理的な話をせずに「感情に訴えかけましょう」ということしか言えないのです。

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