「これから起業したいんです」と相談に来る人の8割は、同じことを聞いてきます。
- 自分のやろうとしていることに需要があるのか
- 売れる可能性があるのか
この二点について、客観的に見極めてほしいという相談です。そこが分からないので、一人でずっと悶々としているのですが、プロが見れば、売れるか売れないかは「2秒」で分かります。
本人は気付いていませんが、何をどう頑張っても需要が無いだろうなと思う商品やサービスはとても多いです。商売というのは「何を、誰に対してうるのか」の段階で、儲かるか儲からないかが、既に決まっているのです。
もったいないのは「悩んでいる時間」です。いくら悩んでも、売れないものは売れません。方法の問題ではなく、需要の問題です。そこに気付かないと、時間を無駄にするだけなので、さっさと他人に見てもらった方が良いです。
売れないものを無理に売ろうとしても売れません。それなら、さっさと諦めて、別のものを売るか、売れるものを見つけるまで待つかです。大丈夫。少々の遠回りなんて、人生全体で見たら「誤差」みたいなもんです。
逆に、ものすごく売れそうだなと思う人もいます。そういう人に限って、自覚がありません。「こんなもので果たして商売になるでしょうか?」と自信なさげに聞いてきます。かわいいなと思います。
「売れる可能性」のある人には、どういう方法で売れば「利益が最大化するか」をお伝えします。どうやって売っていけば良いのか、ご本人の適性も考慮して提案します。そうすると売れるようになる人が続出するのです。
売れる可能性のない人には、はっきりとそう言います。かと言って、それで終わりにはしません。では、どうしたら良いのかまでを「セット」でアドバイスします。そうすることにより、悩む時間が減り、どちらの方向に進み出せば良いのかが分かるので、前向きな気持になれますよ。