女性起業家向け集客とセルフブランディング戦略の成功例とやり方

集客と売上アップに悩む女性起業目家・フリーランス女性専門のビジネスコンサルタント笹野健です。見たに頼らないセルフブランディングやマーケティング戦略が得意で、16年間で3,880名以上のサポートをしてきました。アドバイスしたお客様のコンサル後の売上総額は「1億円」を軽く突破。集客やセルフブランディングの方法、売上アップの戦略・アイデア・成功例を豊富に書いています。

相手の名前を呼ぶ「ネームコーリング」の効果

人が人生で最も耳にする回数が多いのが「自分の名前」です。それだけ聞き慣れている単語であり、耳に「心地良い」ことばです。また、自分の名前を読んでもらうことにより、相手に親近感を抱くという効果もあります。これを心理学では「ネームコーリング」と呼びます。

 

クリエイティブディレクターの箭内道彦さんが、矢沢永吉さんと仕事をした時に「それでね、箭内さん」と言われた瞬間、とても嬉しかったというエピソードを読んだことがあります。「名前は最強のキャッチコピーだ」と思ったとのこと。その気持ち、よく分かります。

 

私は人の名前を覚えるのがとても苦手なので、お客様と対面する5分前くらいから、その人の名前を小声で「連呼」しています。「鈴木さん、鈴木さん、鈴木さん・・・」というように、何度も声に出し、間違えないようにしているのです。

 

レンタル会議室に入り、A4のコピー用紙を取り出し、左上に「鈴木さん」と名前を書くのが、一番最初にすることです。それをチラチラ見ながら、二時間の間に何度も名前を呼ぶようにしています。

 

「鈴木さんはどう思いますか?」とか「鈴木さんの場合はですね」というように、会話の中に相手の名前を入れるようにしています。そうすると、相手の満足度が上がるということが、経験として分かっているからです。

 

たまに私のことを「先生」と呼ぶ人がいますが、これは良くないなと思います。というのも、先生というのは固有名詞ではなく、普通名詞だからです。普通名詞ということは誰にでも当てはまるということであり、個人を指している訳ではありません。だから「心の距離」が遠く感じるのです。

 

個別コンサルは「一対一」です。目の前にいる人に対し、心の距離を感じさせると、それだけでもう直接会っている意味が「半減」してしまいます。そこまで考えて、目の前の相手とは接しないといけません。

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