荷物やカバンを床に置くと、確実に運気が下がります。電車の中や街中でもよく見かけるので、これは多くの人が意識してないんだなと、逆に心配になります。
床というのは、人が「足で踏む部分」です。キレイな場所もありますが、ほとんどの場所は汚れています。そこに荷物やカバンをそのまま置くと、当然汚れます。それを持って移動し、家の中に置くことになります。つまり、最終的にはあなたの家の中が汚れることになります。
地下鉄の中で重そうなリュックをドカンと床に置き、目的地に着いたらそれをそのまま背負っていく人。銀座シックスの高級うつわ店で、ルイヴィトンのカバンを床に直接置く成金っぽいおじさん。こんな「残念な人」を、よく見かけますが、共通しているのは、どいつもこいつも運が悪そうな顔をしているということです。
成績トップの営業マンが書いた本を複数読むと、お客様の元に伺った際は、荷物やカバンの下に必ずハンカチを敷くという行為を、共通してやっていることに気付きます。業界に関係なく、どんな分野でも、成功する人というのは「相手への配慮」が出来るということです。
私も絶対に床にカバンを置きません。落語会が開催されるのはホールが中心ですが、膝の上に置くか、当日配布されるチラシを下に敷き、その上に置くようにしています。神宮球場でヤクルト戦を観る時は、最寄りの外苑前駅のラックから適当なサイズのチラシを抜き取り、それを下に敷くのが習慣になっています。
どんな高級品を持っていても、床に直接置いた時点で「三流以下の人材」であり「品のない人」に落ちぶれます。安いものでも丁寧に扱う人の方が上品で、周りからもそう見られます。それが運気に直結しているよ、という話でした。